教室に着いた。

何か豪華?
教室にしてはちょっと派手じゃない?

ガラガラーと軽快な音をならす戸を開けて
お母さん・・・先生が教室に入っていった

「今日は転校生がいます、入ってきて」
おっ、入ろう

ん?
うわー
言っちゃ悪いんだけど

ロクなのがいない

女の子は香水ふりまっくって
化粧が濃い子達ばかり

男の子はなんていうか
___ホスト?
フェロモンたっぷり

「自己紹介して」

「あ、橘 澪です、よろしくお願いします」
ちょこっと頭を下げる

「あなたの席、あそこだから、もうすぐ一時間目始まるから
荷物おいてね」

「はい」

よかった、女の子と席が近くなくて
まだ男の子の方が耐えられる

「一時間目弓道だから着替えてね」