「昨日、メールで。電話したら切られた。もうダメだ。遠距離なんてできないんだ。勇太はあたしのこと嫌いなんだ」 「紗雪…」 「けど、けど…あたしはっ…あたしは、勇太のことが大好きだ…。」 紗雪は泣くのを我慢して震える声で勇太への思いを言う 「勇太以外の奴なんて、好きになれるわけがない。あたしにはっ…勇太だけなんだ…」 「紗雪ー…。勇太くんに会いに行こう?」 「無理、」 「無理じゃない。」 「勇太は、あたしのことなんかっ」 「嫌いじゃないと思う。きっとなにか理由があるんだよ」