今度こそあたしの涙は止まらなかった。 夢じゃ…ないよね? 現実だよね? 「指輪… 一緒に選んで貰ってたんだ」 零斗がはめてくれた、左手の薬指で輝く指輪。 ティアラがモチーフになっている指輪はすごく可愛かった。 嬉し涙が頬を伝う。 今までの事は…全てあたしの為…― 本当…かっこよすぎるよ…