再び時間が止まっているかのような錯覚に襲われ始めたあたしは、ポケットから携帯を・・・携帯を・・・ 取り出そうとしたけど・・・、こうゆう時に限って携帯が手元にない。 だから、ルーズリーフに手紙を書き始めた。 【あぁーー!!永瀬の授業面白くないわ。助けてー】 そして、猫だかウサギだかわからない絵を描き満足する。 それは斜め前に座っている麗奈への手紙だった。 .