タケルから視線が外せないままでいると目が合ってしまったもんだから、 『タケル、どうしたの?学校に来ることなんてなかったからビックリしちゃったじゃん。』 あたしは思わず声をかけた。 『あっ、唯さん。今日はなんか学校まで来たくなったから・・・。いつも嫌がられるから来たことなかったけど・・・初めて来てみたんだよね』 タケルはニコリと微笑む。 .