ガラッ・・・ 『俺の彼女迎えに来ました!!』 急に教室のドアが開いたと思ったら、そこには美咲の彼氏・・・優斗が立っていた。 『きたきた。爽やか少年♪王子様みたいな登場ですな』 ひとみがいつものように彼をからかう。 『お邪魔してごめんね、こいつ借りていくから!』 そう言って優斗が手にとったのは、美咲ではなくひとみだった。 『えっ!?』 優斗の行動に一斉に5人の表情が固まった。 .