『そうだね。ねぇ、美咲は優斗が迎えに来るんだっけ?』 ひとみが美咲を見る。 『うん。自主練して迎えに来るって。7時前まで練習するって言ってたから、もうそろそろかな』 美咲が時計を見直す。 真希は髪をくるくるいじり、 あたしは7時なのにまだ明るい空を眺めていた。 .