そんな夢での出来事を夢中で話していると、 『美咲いる?俺、教科書忘れちゃってさ・・・悪いんだけど、ちょっと貸してくんない?』 と優斗が教室の窓越しに声をかけてきた。 『ほんとごめんな』 教科書を受け取り教室に戻ろうとする優斗に、ひとみが 『ねぇ優斗、バカなこと聞いてもいい?あんたの彼女って誰?』 と尋ねる。 .