『ごめんじゃない・・・ありがとうでしょ』 そう言って、ひとみはあたしの頭をそっと撫でた。 やっと2人の異変に気付いた優斗は、駆け足で近付いてくるなり、 『お前ら2人して何泣いてんの!?』 と目を丸くして言った。 『優斗の鈍感!!何でもないよーだ。今日は・・・久しぶりに3人で公園に居よっか』 そう言って、ひとみはあたしと優斗の手をギュッと握った。 .