『ごめん、あたし大事な用事忘れてた!!行くね』 そう言って、あたしは真希達のもとを去っていった。 『あーーーーー!!あたしって、ほんと自分勝手だよ。バカだよ』 あたしは自分自身が嫌でたまらなくなった。 ひとみに早く謝りたい・・・そう思った。 あたし・・・本当はずっと前からひとみの気持ちに気付いていた。なのに気付かないふりをしていた。 ひとみが優斗を好きだってこと・・・。 .