あるとき、ひもおじさんは、道ばたで木のぼうをひろいました。

それは太くてまっすぐなぼうで、長さは、たてるとおじさんのかたまでありました。

「なんだか、よさそうなぼうだな」

おじさんは、そのぼうを自分のものにすることにしました。