また歩いていくと、こんどは村長さんに会いました。 村長さんは、「こっちはがけ」と書かれたかんばんをもっていました。 村長さんは、言いました。 「ぼうおじさんや、いいところに来てくれた。この先でがけくずれがおこってな、ここをとおるみんなに知らせたいんだが、このかんばんをつけておくぼうがない。ぼうおじさんのぼうをかしてくれんかね」