ぼうおじさんは言いました。

「だめだめ!おいらのぼうだもん!ふふんのふーんだ!」

おばあさんはあきらめて、にもつを引きずりながら歩いていきました。

おばあさんのうしろすがたを見て、ぼうおじさんのむねが、チクンといたみました。