一瞬のことで、美香はその場から動くこともできず、表情すら追い付いていない様子だった。 張り詰めた空気の中で、 コツン・・・ わずかだけど、お守りをとは別の“何か”が床に転がり落ちた音がした。 “それ"は円を描きがら回った後、パタリと倒れると動きを止めた。 .