お父さんの大きな背中と、笑顔はいつもいつも心の中にある。



もしかしたら、お父さんの面影と神崎陸が重なって見えたのかもしれない。



お父さん、いつも笑ってたね。


休みの日には、喫茶店に連れて行ってくれた。



お父さんと内緒で一回だけ食べたチョコレートパフェの味、今でも忘れないよ。



ねぇ、お父さん。

お父さんは、幸せだった?


お母さんや娘とあんなに早くお別れしなくちゃいけなくて、

すごく寂しかっただろうな。


私たちが悲しかったより、もっともっとお父さんは悲しかったんだろうな。