どういうこと??


保健室でまた会えるの?


陸は…今、どこへ向かったんだろう。



なんとなく予感がした。


レナのところではないか…と。




喜んでいる私の心と体の一部が、レナの涙を思い出し、少し複雑な気持ちにさせた。



でも、私の体は素直だった。


ずっとずっと待っていた大好きな陸との接触に、胸が激しく高鳴っていた。




抱きしめてくれた。


待ってて、と言ってくれた。



涙が溢れて、自分の手を頬に当てた。





待つよ。


何時間でも待つよ。


陸のことなら、いくらでも待てるよ。