夜、明日の予習が終わってベッドに入ってから、

今日一日の学校での出来事を思い出す。



だんだん眠くなる私は、いつの間にか神崎陸との会話をリプレイしてた。



きゅんきゅんして、ニヤけちゃう。

人ってこんなにときめくんだね。



一人の人の存在が、こんなに私を頑張らせてくれるんだね。

明日、絶対頑張ろう。



彼に出逢わなければ、私は不安で不安でこんなに幸せな気持ちにはなることはなかっただろう。



初めての授業を翌日に控えていると言うのに、すんなり眠れたのは、彼のおかげ。