父と娘 ~禁断の恋心~



それから数年


私の想いは変わらず


父との距離も
縮まらないまま



20歳を迎えた




いつまでも
このままじゃいけない



私はこの想いを
断ち切る覚悟を決めた



本当は泣きたいくらい
辛くてたまらない



いや…



すでに泣いているくらい
痛くてたまらなかった



私の右頬に伝うのは
一筋の涙