お母さんは
どうぞ.どうぞと


私のいるリビングまで
再婚相手であろう男と

その息子であろう男。





「はじめまして.美羽ちゃん。


お母さん.幸子さんと再婚することになりました。

滝川勇太です」




と.口を開いたのは
再婚相手。




なによ!イイ人そうじゃない..

でも私は認めないから!


男なんか信用できない生き物。


私は
何も言わずに
ずっと睨んでいた。