「空ちゃんのように生きたいなー」 「えっ?」 「ううん!何でもない」 食べ終わると、空人はまたミルクティーをいれてくれた。 「あっ、それ読んだの?」 一冊の恋愛小説を指差して、空人は聞いた。 空人を待っている間に少し読んで、しおり代わりに広告を挟んでいた。 「うん。まだ途中だけどね。 空ちゃん小説好きなの?」 「好きだよ。特に恋愛小説! 俺ね将来、小説家になりたいんだ」 意外な答えに驚いてしまった。 でも、胸を張って堂々と言える夢があるのは羨ましくも思った。