金烏玉兎



「眠いよー、百合ちゃんは勉強してる?」

「わたしはぶっつけ本番派だから…。」

「それ何!?なんなのその派って!!」

「水島とかと同じ、多分。」


そういえば、静綺が勉強してるのって、あんまり見ない。

ず…ずるい!


「その能力を私に三分の一で良いから頂戴!」

「上げられれば良いんだけど…。」


教室の扉が開いて、静綺が入ってきた。

友達がその首に腕をかけてじゃれあっている。