流れ出る生暖かく紅い血は、彼女の内に秘めていたモノ。




彼女の肩を抱くと柔らかで、抱き潰してしまいそうな感覚に陥る。





どうか、冷たくならないで欲しい。






自分と彼女で、物語は成立しているのだから。