ほら



時が過ぎても

あのぬくもりは変わらない




このベッドの上に
寝ていたおばあちゃん



触れれば温かさが残る



何故か涙が
込み上げてきた



必死にこらえながら


私はシーツのシワを
ピシッと伸ばした