ぴぴぴっぴぴぴっ 目覚まし時計が鳴り響く。 「んっ……… もう朝かぁ………」 私は目をこすりながら 手探りで時計を探し止めた。 まだぼーっとした頭で 制服に着替え始める。 「蜜柑 朝ごはんできてるわよー 早くきなさーい」 お母さんの声だ。 時計をみるとまだ6時。 毎日毎日 本当にありがたい。 「はーいっ 今行きますっ」 感謝しながら 元気に返事をして 階段をおりて行った。