《朔side》

「じゃぁ、次の生徒集会はこんな感じで。朔、まとめといてくれる?」

「はーい!」


私、安西朔。

八巻中学3年生。
生徒会副会長やらせてもらってます。


「あ、朔、そこ危ねーぞ。」

「え?」


ズベーッ。

私はことごとく転んだ。


「まったく。ボケだな。」

そういって手を伸ばしてきたのは、
生徒会長の荒川秀平くん。