よーし、今日も一日楽しむぞー! 「ってうぁ!」 楽しもうと意気込んだ矢先、 つまずきそうになる私。 危ない。転ぶところでしたー!! 「ほんと、藍はどうして昔から何もないところでら転びそうになるかな」 呆れた顔をしたきっちゃんは私のほうに歩み寄ってきた。 「大丈夫?」 嗚呼、この顔昔から大好きだなぁ。 呆れた顔しながらも、必ず私のところにきて心配してくれるんだ。 きっちゃんと目が合う。 嬉しくて自然に頬が緩む。 「ふへへ。大丈夫だよ」 私がそう答えると ポンポンと頭を撫でてくれる。