あたしっていらない子なのかな。 誰にも必要にされてないんだよね。 もうこんな世界なくなればいいんだ。 そんな私を救ったのは 私の最初で最後の彼氏だった。 出会いは高校2年の夏。 「あっつ~い」 「だよねっ葵!アイス食べて帰ろ!!」 「うんっ」 みいは私の唯一の親友。 田山海伊那(タヤマ ミイナ) 心を許せる友達。