1学期の終わり頃。 どこが発端かは知らないが、あるものが校内に広がり始めていた。 それは地味なことに定評のある文芸部の部誌の中の1つ。 青春シリーズ。 主人公が必ず死んで終わるという名前にはミスマッチな結末の物語