「ヒィッ!」
トテテテテテテテ・・・
「スマン、ミスった!」
そりゃあそうだろうね(笑)どう見てもタチ悪いナンパだったし
「じゃあ杏香姉ちゃん、私行ってくるね!」
トッテテテ



トコトコトコ・・・
「杏香ちゃん!ここの近くに美味しいバイキングあるって!確か・・・バイキング・ナチだって。」
ナチって・・・危なっかしいとこじゃあないのォ?いやメキシコなのにナチって・・・ジョジョの奇妙な冒険第2部戦闘潮流?オーナーがドイツ系メキシコ人シュトロハイム?しかもきいたのが恵里菜な時点で・・・。
「あ、違った。ナチじゃあなくて石仮面だって」
「にゃにイィィィー!?石仮面だとッ!?だよな!やっぱメキシコと言やぁ石仮面だよなァ!!」
虎丸予想以上に食いついた!
「まあなんにしてもだ!みんなで今夜は胃袋はち切れて体の中からガボォと食べ物飛び出るまで食べるよォ~!」
ドヨォーz_ン
「杏香姉ちゃん・・・、食べる前にそれ言ったらマズいんじゃあないかな?」
・・・確かにちょいとマズかったかな。
「ごめん!今のナシ!さぁ気を取り直してアステカ・コルテスに行くよぉ!!」
オオォーッ





ザリッ
「あれが我が社の幹部を上回る実力を持つやもしれぬ藤林ジャパン。そしてあの中心にいるのがリーダーの藤林杏香か。」
「戸隠様、あの連中は見る限り戸隠様の敵じゃあないと思われますが。」
「だが連中は我が社の幹部や化神使いの特殊精鋭チームラッパッパ他を全滅させた。つまり連中は侮れんのだ!」
「心配することはありませぬ!五角セクタァが必ずや藤林ジャパン討伐に乗り出すでしょう!」
「それはならぬ!!!」
バアァァァァーz_ン
「これは我が革新社の問題だ!総帥の孫が代わって連中を倒したとなれば総帥たるワシのコケンに関わる!それにこれはワシがやらねばならんのだ!!・・・明日、藤林杏香をワシの化神を持って葬らねばならん!時に彼らは無事到着したかね?」
「もちろんでございます。あと数時間で行動を起こせるとのことです。」
「・・・そうか。」