本当のきもち。

「無理しなくていいから今日はここに泊まっていきなよ」

…はぁ?

南彼方の家に泊まる?

ありえない…絶対にない

無神経にもほどがある

「大丈夫…歩けるから帰る」

そして私はぐいっとたった

そしてまた激痛がはしって倒れ込んでしまった

「無理しなくていいって…ほら」

手を出してきた南彼方

今は手なんて借りたくなかったけど仕方なく借りた

「…ありがとう」

私はボソッといった

「どういたしまして」

南彼方はにっと笑っていった

ドキン!

…なにこれ胸が今ドキってなった…

ううん…気のせいよね…