本当のきもち。

「それよりお待たせしました」

彼方はマイクをとりだす

「そんなのもってきて大丈夫?」

「大丈夫大丈夫」

「でもあんまさわがないでね迷惑になるから」

「了解!じゃあいきまーす」

「「待ってました!」」

彼方は夢の世界に入り込む

さっきまでの目とは全然違う風になった

まっすぐに前を見つめて

でもどこか楽しそうで

やっぱり彼方の歌う姿は好き

「やっぱり最高…」

「うん癒やしだねさすが超人気実力派歌手」

そう彼方は人気ものの歌手になった

えらいプロデューサーさんにスカウトされて

デビュー曲でいきなり大ヒット

一躍人気もの