本当のきもち。

「いっただろお父さんのことでけじめついてたら話すって」

「でもなんで?」

「おばさんに聞いた香織がこう決めたって」

「そっか」

「だから医者を目指すのはこのことが理由なのか?って」

「ううん医者にはもともと憧れてた面もあるの」

「へぇ」

「でもやっぱり決定したのはお父さんのことがあったから

命を救いたいって心から思った

私が医者になって1人でも多くの人を救いたい」

「なれる…絶対に」

彼方は真剣にいってくれた

「ありがとう」