本当のきもち。

「ついた…」

あの場所

彼方くんとよくあそんだ公園に

少し小さな公園だけど

思い出がたくさんつまった

この公園

見渡すと奥の木のところに

人の後ろ姿があった

つい足がこっちに向かってたけどまさかいるとは…

大きい背中…いつのまにかあんな風になってたんだよな

「…彼方」

私は歩いて彼方の横までいって話しかけた