本当のきもち。

「…分かってたんですお父さんがもう目を覚まさないことだけど信じたかった」

「うん」

「またあえるまた喋れるまた家族に戻れるって」

「うん」

「だからお父さんをいかすなんて嫌だった」

「うん」

「でも私のなかで手紙の返事がでた」

「うん」

「お父さんを忘れない」

「…うん」

「忘れなければ大丈夫ですよね」

「…うん」

「ずっと家族ですよね」

「…うん」