「まだお父さんには言いたいことがあるんです

あのまま終わりだなんて嫌です

だから…だから…お願いします

そうしないと私また大切なもの失う

お願いします…お父さんを助けてください」

私はそういって深々と頭を下げた

人工呼吸器の音が

悲しくその場に響く中で…