本当のきもち。

それからの記憶はなかった

きがつけば前みたいに白いベットのうえにいて

まわりは暗くなっていた

体をおこすと看護師さんがこっちにきた

「大丈夫ですか?」

「はい…それよりお父さんは?」

看護師さんは一瞬くもった顔をした

「まさかたすからなかったんですか?」

背筋がこおった

「いえ…生きてますよ…ただ」

「ただ…?」

私は看護師さんの目をしっかりみてきいた