本当のきもち。

「お父さんお父さん!」

私は必死に呼んだ

そのとき歩道橋から車をみてるお父さんが見えた

まさか…死ぬつもり…?

「お父さん…やめてー!」

そういいながら私は歩道橋をかけのぼった

まだ伝えたいことがある

お父さん…お父さん…

そういいながらいくとお父さんはこっちにきずいて

走ってきた

私もあせってお父さんの所へいく

でもそれがいけなかったんだ

私は階段から足をすべらせてしまった

「…香織!」

さっきとおなじ響きの声

でもさっきとちがうもう…助からない…

いや…いや……いや…!

まだお父さんにいってない伝えてない

あの手紙の言葉の返事…

まだ…嫌だ…死にたくない!