そしたら優斗くんはフッと口元を緩ませて「そっか…」と、あたしの頭を撫でた。 そして額にキスをした。 「ムカつくんだよ。あんな男が可奈さんを泣かせて…」 息のかかる距離で囁く。 え? 「可奈さんの頭も心も占領してると思ったら…―――」 それって、どうゆうこと? 聞きたいよ。 「俺、女々しいんだよ。嫉妬深いし。初めては…――」 目を見開く。 「好きな人としか嫌だって、変なこだわり……あったし」 また、涙がこぼれた。