(さとう・かこ)
花子(はなこ)と間違われることが多く、その度にへこむ。
14歳、女。
幽霊。
ホームレスが嫌だったため、誰もいない家を転々と住み歩く。
住人(人間)に見つかると、悲鳴をあげて逃げ出す臆病者幽霊。
長い間、幽体でいたためか物質には触れる。
害意はないが、感情のパーセンテージが一定量を超えると能力が発動する。発動時は無意識。
“もう何がなんだかわかんない”(ポルターガイスト)
近場にある物が飛び回る。
“もう何もかも嫌だ”(アバターオブサロウ)
花子の悲哀が形を持ち、それに触れたものは途方もない悲しみと絶望感を強制的に味わう。悲哀の化身は蝶の形をしていて、無数に飛び回る。
しゃべり方例。
「ハナコじゃないもん、カコだもん!」
「もう泣くしかないよー、わーん!」
補足。
幽霊になったことは認めているが、人間とそう変わりないだろうとポジティブ。だが、他のことに関してはネガティブ精神。自作のポエムをよく作る。