暫く待っていると、ナースが俺達のところに来た。 部下のうち1人は目を覚ましたらしい。 俺はその部下の元へ向かった。 「‥レオ」 「玖音さん…」 部下のレオは打撲と、かすり傷だけだったため、目覚めるのが早かったらしい。 「大丈夫か?」 「はい」 「レオ、お前に聞きたいことがある」 「聞きたいこと?」 「あぁ」 俺はレオに近づいた。