「マジで分からない?」

「?うん」


玖音は「まぁ、浬音だもんな…」とか言いながら、僕の頭を撫でた。


意味が分からない。

…てか、玖音ちょっと失礼


僕はちょっと玖音を睨んだ


「わりぃわりぃ」

「…バカ玖音」

「マヌケ浬音に言われたくない」

「マヌケじゃない」

「じゃあ、アホ」

「アホは、だいクン」


僕の発言に、だいクンは「っえ!?」と変な声をあげた。

でもあえて、それは無視。


「玖音、あんあんって何か教えてよ」

「子供の浬音には、まだ早い」

「僕、子供じゃない」

「子供」


僕はまた玖音を睨む。

でも玖音はクスッと笑った。


「玖音も子供じゃん」

「俺は大人」


僕らが言い合っていると、だいクンが入ってきた。