「じゃあ……約束しようよ」 僕はそう言うと、天井をみた。 「約束?」 「うん」 「どんな?」 或も僕につられ、倉庫の天井を見上げながら言う。 「『来世でも逢おう』って」 「‥りー」 或は目を見開き、僕をみる。 僕はそんな或に、優しく笑いかけた。