「‥黒猫はもう復活しない」



総長不在じゃ…

意味がない‥



「お前たちは‥‥自由に生きろ」



もうこれ以上…

この子達を、傷つけたくない。



「玖音の元にいたいなら黒炎に行きな」




僕はそれだけ言うと子猫たちから離れた。




「或…」

「はい」

「子猫たちにアレをあげて」

「‥わかりました」




或はポケットから袋を出した。