子猫達はお互いを支え合いながら、口を開いた。 「黒猫の解散と同時に‥沢山の敵が攻めてきました」 「いつもなら指示してくれる玖音さんや…支えてくれる浬音さん‥幹部の人達がいなくて‥」 「俺ら訳わかんなくて…」 「無我夢中で闘ったんです‥」 子猫達はゆっくりと口を開いて話した。 みんな泣き出しそうな瞳、悲しみに染まった瞳で僕らをみる。 「そしたら…」 「沢山の兄弟が傷ついて‥」 「大切な兄弟が…死んで‥」 みんな泣き出した…