「あの子達の生きる意味を奪ったお前らに教えてやるよ。死ぬ覚悟ってやつをな‥」




僕はポケットからナイフを出した。



このナイフは父さんから渡されたナイフ。


計画が失敗した時に自分で始末するためのものだ。




僕はそのナイフで‥


自分の手首を切った。





「りー!?」



或が叫ぶ。


だけど僕は或を無視して何度も何度も切る‥




「黒炎‥あんたら……ビビってんの?」




黒炎の奴らの額には汗、顔を引きつらせている奴もいる。