黒猫は野良猫★





「玖音さんは俺ら黒炎のメンバーだから!!!」

「黒猫はもういなーい!!」

「玖音さんいないんじゃ無理だろうしな!!!」




みんなまた笑い出す‥



…子猫たちは

どれだけ荒れただろうか‥



玖音なんか‥どうでもいい。



今は子猫たちが…心配




僕は携帯を取り出し、或に連絡した。


或は丁度、黒猫の倉庫近くにいるらしく確認してから、ここに来ると言った。




「…玖音。僕は玖音を殴る気、ないから」

「…」

「君が悪いんじゃない…僕が悪いから」



そう…

悪いのは僕だ



何も言わずに子猫達を置いていったのも僕だから。