黒猫は野良猫★




「…ねぇ……玖音。答えてよ‥」

「……黒猫は‥黒炎と同盟を組んだ」

「…どういうこと?」



僕は自分の耳を疑った。


聞き間違いだと思った。



「俺は黒猫を解散させた。‥頭やるのは疲れたから。幹部だけは残して黒炎と同盟を組んだんだ」



玖音の後ろから閨ちゃん達が出てきた‥





「…………子猫達は‥?」

「‥知らない」

「‥なんで?…子猫たちには黒猫しか居場所がないのに!!!」




僕の声は倉庫中に響いた‥









「じゃあなんでお前は…俺や黒猫から離れた。お前に言われる筋合いはない」