【完】俺様教師に愛されて。




「……あっ」


視界には、先生の真っ黒な瞳だけがうつる。


まだキスはしていない。

だけどそれの一歩手前。


どちらかが動くと、もう触れてしまいそうなその距離。


キスする。

そう思った瞬間……



―――ガララッ!



扉が開いた。