「好き」 「なっ」 「愛してる」 徐々に徐々に、先生の顔が私に近づいてくる。 へ……? 「せんせ……っ」 これって、まさか……。 頭の隅っこで、赤いランプが激しく点滅する。 だけど混乱して、何をどうすれば良いのかが分からない。 「早く俺のモノになれよ」 先生のそんな言葉が、淡く甘く耳に響く。 強引に身勝手に、体を引き寄せられる。