「……何するんですか、先生」 ギロリと、瞳を細めて先生を睨みつける。 私の鞄が、無造作に下に落ちているのが見える。 「美加」 「……っ」 耳元で囁かれて、何故か胸が締め付けられたような感覚になる。 「やっぱ可愛い、美加」 「やめて、下さいっ」 「……ごめん。そのお願いは、聞けそうにない」 そう言って先生はパクリと、私の耳たぶに優しく噛みついた。 〜〜〜つっ!!!??